MY LIFE

人生で子どもと過ごせる夏休みはあと何回?

夏休みですね

わが家は自宅でプール遊びという年ごろから卒業して、部活やスイミングクラブなどに精を出しております。

自宅は千代の幸にあるのですが、周りのお客さま宅を見ると、ここ数年、小川の家で家を建てて下さったお客様のお宅には、ウッドデッキや庭、駐車場に、プールが並んでいます。

あー、こういう時期もあったよなーと毎日、その光景を眺めながら時が過ぎていくのが早いことを痛感しています。

「家を建てるなら、子どもが小さいうちに建てたい」

というお客様の声をよく耳にします。

「定年後の夫婦二人の家よりも、子どもが小さいときに

子どもと過ごせる、一緒に暮らせる家がいい」

ふと、昨日、仕事はあと25年はできるけど、子どもと過ごせる夏って、あと何回あるのだろう?と数えてみた。部活に励む中学1年の長男とは、今年が最後になるのではないかと。一緒に何かして遊べる、過ごせるのは今年が最後かあと。

家族で旅行に行けるのもそんなにないよな、と思いたち、
この5~6年、いろんなところに旅してきました。

今年も、8月末に、家族で(義父母も一緒に)立山登山に行くのですが、
急きょ、長男と、来週、東京に行くことにしました。

目的は、敬愛する志村夫妻が代表を務めるダイアログ・イン・ザ・ダークの夏の企画

ダイアログ・イン・サイレンス

を体験するためです。

弾丸ではありますが、
・イベントのチケットがまだ残っていること
・東京行の航空券がギリギリ取れたこと
・なにより、息子に持ちかけたら、行ってもいいといってくれたこと

親が子どもにできることってなんだろうといつも思い、考えます。

宿題しなさい

勉強しなさい

本を読みなさい

早くお風呂に入りなさい

早く寝なさい

ゲームばっかりするな

気がつけば、こんなことしか言っていない。

親が子どもにしてあげられることって、なんだろう、と思います。

お客様の声をずーーーと眺めて読んでいると

子どもたちに毎日のびのび歌って、踊れて、走りまわれる環境を与えたかった、

という言葉を度々目にします。

静かにしなさい!って叱ってばかりの育児子育ての日常なんて、

親にとっても、言われる子どもにとっても楽しくないですよね。

わが家は、歌って、踊れて、飛び跳ねられる家です。

あとはなんでしょうか。

未知の世界を一緒に体験することぐらいなのかなあ、というのが

今の私の結論です。

山登りも、山小屋に泊まることも、安宿に泊まることも、ビックリするような景色を見に行くことも、そういう経験とか体験ぐらいしか、親として子どもにできることってないよな、と。

写真は8月3日、久住登山(日帰り)。夏の北アルプスに向けての足慣らし。
早朝長崎の自宅を出て、義父母宅へピックアップして、10:30に入山。14:30下山。

下山後、長者原にてうどんを食べて、温泉つかって、長崎へ。21:00帰宅
子どもたちは強くなりました。こんな旅程で、山登りできるようになるわけですから。

8月、あっという間に過ぎていきますね。

子どもたちと過ごせる、ほんの短い夏を楽しみたいと思います。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。