初めての方へ

「将来も」一緒に夫婦として暮らしていたいですか?

「将来的には家を考えています」
「それではすでに、マイホーム購入のために、
毎月、計画的に貯蓄されているわけですね?」
「・・・」
マイホーム購入において、
自らの要望、欲望がどの程度叶うかは、
自らの支払い能力で決まります。
他方、
「支払い能力はあるが、家が建たない」
夫婦もいらっしゃいます。
家が建たない理由の一つに、
自らの支払い能力と
要望、欲望とのギャップが挙げられるわけですが、
その現実のギャップを埋められない理由のひとつには、
夫婦間の価値観の相違があります。
大切にしたいものが違う。
「あなたのため、君のために、
 借金したくない
 お金を使いたくない、
 住宅ローンを支払いたくない」
という実際の行動は、
要するに、愛がない、というのではないかと。
たとえば
「将来的に」マイホーム購入を考えているが、
稼いだお金は毎月、目先の消費に使い切っている夫婦がいう
「将来的」とはどういう想定なのか、
計画/見通しなのか、私にはさっぱり理解できません。
つまり、貯金という日々の努力、準備を全くせずに、
「将来」を云々語ることの説得力の無さ、です。
将来的に家を建てるという夫婦が
これまでも現在も
まとまった金額を貯蓄していないのであれば、
「ほぼ確実に予測できる将来」としては、
「マイホーム購入の資金に関しては、どうにもならない」ということ。
早い話、「カネがないという将来(現在)」です。
他方、貯金はあるけれど、夫婦のうち、どちらかが、
家が欲しいと願っているが、
家が建たない、という夫婦の将来はどうなのか?
おそらく、将来は夫婦ではない。
切実な願いを聞いてくれない配偶者と
望む暮らしと人生がちがう配偶者と
「わたしのために」お金をつかってくれない配偶者と
これから先、長きにわたって家庭を築いていくことは困難です。
家族が心身ともに健康に暮らすために、
それに必要な住居を構えるということを通じて見えてくるのは、
土地の有無、建物の好み、住宅ローン金利や収入の問題を解決する以前に、
お金の使途なのか、価値観なのか、愛なのか、そのいずれかなのか、
本質的な原因はなにかを見極める必要があるということ。
愛があれば、つまり、ともに協力して幸福な家庭を築いていきたい、
末永く共にいたいと思えば、お金も貯めるし、お金を貯めるためには、
我慢もするし、協力もする。
家を建てる際にも、現実を引き受けて、
優先順位をつけることができるし、
家も早めに買う。
なぜなら、老後のことも考えれば、
借金返済は早く終わらせた方がよいし、
家賃の支払いももったいないし、
なにより、子どもと過ごす時間が大切だし、
快適に暮らせる日々が長い方がよいから。
そもそも、いろいろいえば、きりがない。
他方、
内心、将来も共に暮らすつもりがなければ
将来的に一緒にいるかどうかも分からないから、
いま、家を建てるという判断はできない、となるのは合理的
です。
家を建てたいと思うから、
住宅会社に相談にいらっしゃるわけです。
家を建てるということを考えるということは、
家族の日常と将来をどうするのかを考え、
必要な行動をとるということです。
考えて、
共に暮らしたい、
○○したい、
しかし、いまの住居では叶わない、
だから、家を建てる、という選択、
結論、行動に至るわけです。
夫婦で望む暮らしが異なれば、
この共通の判断はできません。
結婚したということは、
望む暮らしを共有したのだと思います。
幸せな家庭を構築することを誓い合ったわけです。
私は原点に帰れば、
家族が心身健康に暮らすために、
それが叶う家を建てるという選択、
判断は理にかなった、自然なものだと思います。
将来的に、パートナーと一緒にいたいかどうか、
それがすんなりイエス!
であれば、家を建てることの第一ハードルはクリアです。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。