心豊かで健康な暮らし

まもなく完成〜Hさま,熊本〜

建築中のH邸,熊本
「子どものために家を建てる」という決断をしてから8ヶ月。
まもなく完成です。

家を建てたい
庭のある木の家で子育てしたい、
暮らしを楽しみたい、
子どもをのびのび健康に育てたい
そう思っても、それを実行するには勇気が必要です。
もちろん勇気だけでは不十分です。
必ず実現させるという強い気持ち、
すなわち、意思が必要です。
勇気と意思があれば十分かというと、
それだけでは不十分です。
我が家の客観的な経済力を正しく認識する必要がある。
家を建てたい、建てようと考え始めると、
周りのマイホームが気になります。
世の中には多種多様のマイホームがあります。
カタチとしてのマイホームは比較検討できますが、
実際に、その家庭がどういう資金事情だったのか、
年収、預貯金、親からの援助金、
住宅ローンの借入額と返済の中身を
他人がしることはありません。
つまり、前提となる経済力を把握せずに、
モノだけみて、いろいろ比較検討してしまう。
さらに、そもそも
自分たちの価値観というのは、
他人とは異なるわけです。
住まいというのは暮らしであり、
暮らしと住まいとは、その人にとっての人生、
ライフスタイルそのものを反映しています。
駅前のマンションで子育てする人と、
郊外の庭のある一戸建てで子育てする人とは、
人生における大切にしているものがちがう、
つまり、価値観、生き方がちがうわけです。
庭のある一戸建てであっても、
コンクリート住宅と自然素材の家とでは、
これまた価値観がちがう。
家づくりとは、
どこで、どんな家を選択するかは、
経済的な問題とは別に、
価値観の問題があるわけです。

現場では毎日たくさんの職人さんたちが頑張ってくれています。
私の重要な役割のひとつは、
職人さんたちが気持ちよく、
家族の幸せを願い、
一つひとつの仕事に心を込めて
精一杯やってくれる状況をつくることです。
札束ではたくような仕事をしていると、
その家づくりに携わる多くの人たちが、
同じようなことをやってしまう。
なぜなら人間だから。
ですから、私たち小川の家は、
家づくりのご依頼をお引き受けさせて頂くかどうかについては、
信用、信頼、人間関係をもっとも重視しています。
模型から実物へ。
いよいよ完成です。
Hさま、おめでとうございます!

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。