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祝リフォーム契約@実家を二世帯化

7月4日
祝日リフォーム工事契約^^
今回のご相談は、ご実家を増改築して2世帯で暮らせるようにしたい、というもの。
その理由と目的は、ご高齢のご両親の介助、介護です。
リフォーム工事は、新築以上に、様々な制約があります。
・構造上の問題
・法令制限
・敷地の制限(一宅地に1軒、つまり、敷地に対してすでに1棟分の家が建っている)
・予算の制約(リフォームローンを利用するかどうかで大きく変わります)
・既存のものとの取り合い(これが一番難しいかもしれません)
設計も何段階にも分かれます。
まず、現状を正確に把握する
次に、(構造上、法令上)触れるものと触れないものを明確にする
依頼主の家族構成とライフスタイルに適したものを考案する
その中で、できる範囲を精査する、
取り合いを考える(触った後、どう収めるか)
ご提案する
さらに打合せを重ねる
新築、建て替えの場合、
ゼロベースで設計しますから、
既存のものとの取り合いを考える必要はありません。
さらに、これが単世帯であれば、
意思決定が夫婦だけですみますが、
ご実家、同居となると、関係するいろんな方々の意見集約、
合意形成が必要不可欠です。
ここ(合意形成、方針)をひとつひとつ重要な部分から解決、
構築しておかなければなりません。私はここに注力します。
といいのも、工事としては無事に終わったとしても、
その後の生活において、親族間において、いろんな問題を発生しかねません。
そもそも、計画倒れになってしまうケースも多々あるわけです。
計画倒れとなると、それはすなわち、
そのご家族の人生、暮らしにおける、
住まいの問題が解決しないまま、
時間が経過していくことになるわけですから、
これはこれで、また違った次元の問題を生むわけです。
(家族の生活問題が長期化する、悪化する、深刻化する)
そもそも今の住居での生活に問題がある、様々な支障があるから、
リフォームや同居のご相談にいらっしゃるわけですから。
ちまたでは、
「リフォーム、設計見積もり無料」という広告や営業トークが殆どです。
リフォーム工事の中でも、
便器やキッチンの交換といった、住宅設備の交換レベルであれば、
合致する機種を選べばよい、となりますが、
暮らしやすくするためのリフォームであれば、
きちんと、しかも相当しっかり設計(考案)しないと、
家族が住みやすいものになるどころか、かえって、使いにくくなる場合も多いわけです。
お金をかけて、きれいになった部分はあるけれど、、、、です。
(増改築を重ねた住居や旅館、ホテルが使いにくいのと同じ)
弊社を信頼してご依頼して下さったお客様ご家族のために、
暮らしやすい住まいへのリフォーム工事をしっかりやり遂げたいと思います。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。