心豊かで健康な暮らし

命がもったいない

家を建てる動機のひとつに
「家賃を支払い続けるのがもったいない」というのがあります。
私もマイホーム購入を決めた理由のひとつに、それはあります。
借金はイヤだ、だから、住宅ローンは組みたくない、という考えの方は多数いらっしゃいます。
ただ、家主に賃料を支払っているのであれば、
それは家主の投資(借金)の返済を
あなたが肩代わりしているだけで、
家主の資産形成に貢献しているわけです。
公営住宅だから格安、という方もいらっしゃいますが、
それは一方で、行政と政府の借金を増やし、
財政悪化の原因となっているわけですから、
結果的に、増税という形で負担することになります。
家族が心身健康に暮らせる住まいを提供する、
これが小川の家です。
住環境の質が
・家族の心身の健康の質
・暮らしの質
・家庭の質
・人生の質
に直結することに気づいたので、
人が家族が幸福な人生を生きるためには、それに必要な住環境が必要不可欠。
それが叶う住まいを提供する、至ってシンプルな信念に基づき家づくりを行っています。
そういう視点で考えると、
家賃がもったいない、はさておき、
もっと本質的な部分で、
家族みんながそれぞれ心身健康に暮らせないような住居で
命を使うことがもったいない、と思うわけです。
望む暮らしが叶っていない住居で
自分と愛する家族の命を使うこと、使い続ける一日一日自体が
命の使途として、もったいないのではないでしょうか?と。
誰もが「もっといい(条件)のがないか?」
と比較検討作業を続けます。
なかには、「これだけ手に入れば十分」と大切なものを見極め、
それを手に入れることに集中し、
思い立ったが吉日、気づいたときが唯一のチャンスで
とっとと大きな問題を解決して、
次のステージに進んでいくかたもいらっしゃいます。
我が家はすきま風が吹いて、暑くて寒くて、カビも結露もひどくて、日中も電灯をつける必要があって、窮屈で、子どもが歌を歌うと近所から苦情が来るんです、おまけにモノに溢れているんです、ハハハ。
スマホの支払いが毎月2万円、生命保険料の掛け金が毎月3万円、家賃2万円。こんな住居での日常に、幸せがやってくるんでしょうか?子どもは明るい未来を描けるのでしょうか。
幼少期の子どもの命の使途は、親が決めています。
今の住環境で自分と愛する家族の命を使うのは、もったいないのではないか?
と問うてみてはいかがでしょうか。
花見も今週末がギリギリでしょうか。
週末どこにも出かけずに、家族全員で自宅待機すれば、
住居と周辺環境がもたらす家族の心身の健康への影響は、よりよく確認できるのではないかと思います。

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • @LINE

私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。