どうして家を建てたいのでしょうか?
家づくりが成功したか、失敗したか、
その分かれ道は、やはり、
家を建てた動機と目的にあると思います。
逆に言えば、
動機と目的が善であれば、
家づくりは成功する。
ここでいう成功とは、
本人が満足、納得したものが手に入るということです。
そして、その後の我が家での暮らしは幸福なものとなります。
「どうして家を建てたいのでしょうか?」
「どうして今の住居のままではイヤ(ダメ)なのでしょうか?」
今の住居には、何がしかの利点があります。
その利点を得るために、得られるから、今の住居を選択したわけです。
一方で、実際に生活してみて、家族構成が変わることで、
年齢とともに、そこでの暮らしに想定外の不利益(デメリット)が
日々の実害として発生している。
不利益とは、実際の生活に不快、不便なものです。
実害とは、短期的なもの=子どもを不必要に叱るなどもあれば、
幼少期にそういう環境で育てられることにより、
長期的には子どもがのびのび暮らせないことによる
子どものメンタルや発達に悪影響を与えることもあります。
「我慢は美徳」的な日本文化がありますが、
我慢すべきことと解決すべきこととをまちがえると
取り返しがつかないことになります。
このブログをずっとご覧になっている方のうち、
小川の家OBではない方は、
「家を建てたいなあ」と思っているのだと思います。
「私はどうして家を建てたいのか?」
この問いについて、ぜひ自問自答してみて下さい。
他人の情報など、何の意味もありません。
自分自身がなぜ家を建てたいと思うのか。
なぜ、今の住居のままではイヤなのか。
短期、長期、両方の視点で考えて、
自分の意見を明確にしてみて下さい。
その方法としては、
真っ白なノートに、とにかく思ったこと、
感じたことをランダムに書き連ねることです。
ぜひ試してみて下さい。
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