心豊かで健康な暮らし

家づくりを成功させるには大義がいる。

小川の家は、
子育て優先主義です。
これは、子どもがのびのび健康に育つことを最優先する、というものです。
子ども中心
子ども重視
子どもに集中
言い方はいろいろですが、
要するに、父親、母親、大人、おじいちゃん、おばあちゃんが
物事の判断基準を、
自分にとってどうか、よりも、
子どもの心身の健康にとってどうか、
を大事にして、子ども時間で判断して、行動することです。
夫婦それぞれ、
実家、両家それぞれ、
思惑や意向はあるわけです。
それをぐっとこらえて、
子どものいまと日常と未来にとって、
よいと考えられるものを選択する。
私はこの道一筋17年になります。
150組以上のご家族の家づくりに携わりました。
その何十倍もの家族の「うまくいかなかった」家づくりにも関与しています。
中には他社でマイホームを実現させた家族もいるわけですが、
実は、殆どのご家族が、マイホームを実現させていない。
※小川の家は小さな会社です。ですから、住宅展示場や知り合いの工務店などを見て回ったあとに相談にいらっしゃるケースが多い。
確かにお金の問題はあるでしょう。
でも、一昔前(2000年以前にマイホームを購入した時代)、
頭金が500万円以上必要だった時代とは違い、
2000年以降は、まじめに働き、身の丈以上の生活をしてさえいなければ、
住宅ローンは貸してもらえます。
つまり、お金の面ではマイホームは実現する。
では、なぜ実現しないのか。
それは大義が乏しいからではないかと。
皆が協力してくれるだけの家づくりの大義がない。
たとえば、
妻が〇〇が欲しいという
夫は賛同しながらも、一方では、
なんで妻の〇〇のために、オレが借金背負わなきゃならないの?となる。
夫が庭が欲しいといっても、
妻が稼ぎを増やしてからにしてよ、と思っている。
同居したいといっても、
腹の底では、No thank you。
でも体裁上、検討している振りをする。
いい土地がない、景気がイマイチなど、いくらでもできない理由は挙げられる。
踏み込んで行くと、
毎月数万円の生命保険料はかけていても、
「貯金がない」のは、夫婦で末永く家庭を幸せに構築して行こうという意志がないからです。
なぜなら、
貯金は家族の前向きな未来のための準備資金であり、
保険は後ろ向きの準備だからです。
子はかすがいといいます。
一方で、子育て観がちがうと、離婚の原因にもなります。
家族の未来を明るく構築して行こうとすれば、
コツコツ貯金します。その努力は無駄にはならないから。
一方で、いつまで一緒にいるか分からない、となると、
毎月、お金は使い切ってしまいます。
夫が死去したり、入院したときに、お金に困らないように保険だけはかけておく。
病気(退院)の後はどうなるか、金の切れ目が縁の切れ目となりがち。
小川の家とその家づくりは、
幸せな家庭を築きたいと願い、応分の努力をする家族に、
その家族が豊かな心で健康に暮らせる住まいを実現するために存在します。
小川の家づくりは、
幸せな家庭を構築するプロセスになっている。
お金の使い方、時間の使い方、物事の見方、優先順位の付け方、
そのいずれにも共通しているのが
「子どもをのびのび健康に育てるにはどうすればよいか」です。
これが家づくりの大義です。
子はかすがい。
子は夫婦、家族はもちろん、地域、社会の宝です。
ゆえに、子育て優先は大義となる。
私は「子どもを中心に、最優先して物事を判断する」という軸をぶらさず、一貫すれば、必ず道は拓けると信じてやっていますし、だからこそ、いろんな複雑難解な課題を解決できるのだと思います。
子どもが幸せだと、夫婦も幸せだし、
その姿を見て、おじいちゃん、おばあちゃんも幸せになる。
私は、子どもが幸せとは、子どもたちがいきいき健康に育っていることだと思っています。だから、それが叶う環境をつくる家づくりは、道中、いろんなことが起こっても、結果的には皆をハッピーにします。
ただ、子どもより自分、という自己中心主義の場合、これは当てはまらないかもしれませんね。それはそれで、価値観、ライフスタイルが小川の家とはちがう、ということですので、どっちが幸せとかよいとか悪いとか、そういう問題ではない。
いずれにしても、
家づくりの成功の可否は、その大義にあると思います。
堂々巡りに陥っている方、周囲からの理解や協力が得られない方は、
自らの家づくり、マイホーム購入の大義=もっとも重視していることを問い直してみてはいかがでしょうか?

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。