心豊かで健康な暮らし

佐世保の事件に思う~子育ては住まいから~

またか、、、
長崎では10年ほど前、
子どもが子どもを殺めるという事件が二つも続きました。
・駿ちゃん事件
・佐世保大久保小事件
です。
アトピーやぜんそく、偏頭痛といったシックハウス症候群の被害が拡大し始めたのが、1990年代後半。
あわせて、母親による児童虐待や育児ノイローゼ、
キレる子どもの増加などが社会問題化してきたのも同時期です。
これらの原因の一つに、
子育ての住環境があるということに気づいたのが2000年ごろ。
このような社会課題を解決したいと考え、
「子育てを優先した家づくり」を考案し、
それに命をかけてきました。
「子どもの命を大切に」
「命を大切にする教育」
新聞紙面やシンポジウム、イベント
地域や学校教育の現場でよく見聞します。
いつも私が思うのは
「そもそも命とは何か」
「大切にするとは具体的にどういう行為なのか」
ということ。
この言葉や概念の定義をきちんとせずに、皆が使っている。
分かっているようで、分かってはいない、となるのではないでしょうか。
言葉の空中戦というか。
子どもの命とは何か。
私は子どもの命とは、子どもの時間×子どもの健康×子どもの意欲だと定義しています。
大切にするとは、時間と労力とお金を優先してかけるという行為だと定義しています。
ですから、子どもの命を大切にするとは、
子どもの時間と健康と意欲を何より優先して
親の時間と労力をお金をつかう、かける、となります。
小川の家の子育てを優先した家づくりとは、
すなわち、子どもの命を大切にするライフスタイルであり、住まいの選択です。
皆さんは子どもの命を大切にしていらっしゃると思います。
一方で、住まいに関してはいかがでしょうか。
子どもの幼少期に、子どもの意欲や健康を奪う、損なう、傷つけるような環境を与えていないでしょうか。
ひとつひとつ気づいたときに、
できる限りのこと、やるべきことを一歩踏み込んでやっていけば、
未来は明るくなるでしょうし、また、最悪の事態というのも回避できるのではないかと思います。
子育ては、住まいから。
知ってほしい子どもの心と体の健康と住環境の関係について、書籍をいくつか紹介します。
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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。