初めての方へ

建設費の高騰

昨夜は遅くまで仕事してたので、今朝は思考の整理から。朝ジョグ@伊王島

両親も車で毎朝、来て、散歩している。元気な両親と朝、軽く話せるのは幸せです。

物価の急騰で、同じものをつくるのに、うん百万円も変わってくると、私の職業倫理的に、なかなか整理がつきません。コロナ禍がはじまった2020年から、2020年後半からのウッドショック、2022年からウクライナ危機。去年(2022)の今頃よりは、思考の整理はついてきましたが、それでもやはり、引っかかりはあります。あまりにも急激すぎるからです。

2割アップ。

1000円のランチだと1,200円で、プラス200円です。
100円の商品だと120円です。

ところが、2,000万円だと2400万円です。子育て世帯にとっての400万円という金額は大きいです。

他方で、400万円、500万円の新車を購入している子育て世帯がたくさん存在する現実を考えると、私が気にするほど、気にする必要はないようです。どうにもなりませんし。一人だけ、その人だけ、当社だけ、が高騰の影響を受けるわけではないからです。消費税と同じです。

私にとって大事なことは、安く作ることではなく、安物を作ることではなく、人と社会を幸せにするものをつくること。それに対しての適正な対価、つまり、皆ハッピー価格はどこなのか、価値は何か、それはいくらの価値があるのかを値決め(値付け)して、関係者に提示して、支払っていただくこと。それが私の仕事。

自販機のコーラが、140円が150円に、160円に。あっという間に、180円に。
もうすぐ200円になるのだろう。

でも、ですね。物価の上昇に伴い、賃金も上昇しています。時差はありますが。パートやアルバイトの時給を比較すれば、それは明らかですよね。コンビニのバイト代の時給は、数年前とは比較になりませんから。ですから、一つだけが、誰か一人だけが、高い金額を支払うわけではないのです。お金は天下の回りもの。

何より、子どもと過ごせる時間、人生は限られている。自分の力では、どうにもならない物価を気にして、それに振り回されて、かけがえもない人生の日々を、望まぬ暮らし、育児子育てに費やすなんて、間違っています。

そんな原理・原則にまた気づいた朝ジョグでした。

で、タイムイズマネー。実は物価の上昇云々よりも、時を失うことの方が、多大な損失なんですよね。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。