子育て優先の家づくり

『どうして、あきらめないのですか?』

恩師:田村先生から、7月中旬1通のメールが届きました。

件名:9月4日、公志園

内容:ISLの野田君が公志園やります。9月4日午後、あけておいてください。

その時点で、詳細は確認しなかったのですが、

先生からのご指名なので

「ぜひ、挑戦させてください」と返信。

社会イノベーションに関して、

15分プレゼンすることになりました。詳細はこちら

昨日、(順番どう見ても逆なのですが)

エントリーシートが送られてきました。

設問のひとつに

目の前の課題や困難があっても

あなたが取り組み(活動・事業)を

あきらめない理由があれば

教えてください

とあった。

なかなか、うなる問いである。

個人を対象とした家づくり(マイホーム)事業というのは、

一見さん、一発勝負です。

一点に特化して、

詳細まで変更せず、

それしかやらない、

その方針を貫いて、

「食っていっている」

住宅建築会社を

私は寡聞にして知らない。

そこに挑戦している小川の家って、

やはり稀有な存在だと思います。

小川の家OBのお客さま方はよくご存知の通り、

わたしへの依頼は、重なる時もあれば、サッパリなときもある(苦笑)

全然ダメなとき、普通であれば、その場をしのぐために、

アルバイトでもいいから、なんでもやります、となる。

それを私は決してしない。

心が折れそうなときもある。

「どうしてあきらめないのですか?」という問いに対して

どう答えようか。

□子どもの命をまず大切にする

□家族が心豊かで健康に暮らすこと

この二つをまず優先する「子育て優先」という概念、価値観、生きかたは

「正しいこと」だと信じているからです。

そして、そういう暮らしを求めている家族はきっといらっしゃる。

その家族のために、わたしは依頼がない時には、

次の依頼に備えて、学問、修正、改善する。

そうして実際にわたしを、小川の家を

信じて託してくださったお客さまから

「ホントよかった、幸せです。感謝しています」

という評価をいただき、

「小川さん、私たちと同じような家族、他にもたくさんいますから、

その人たちのためにも、がんばってくださいね。応援しますから」といってくださる。

こうなってくると

「どうして、あきらめなきゃ、ならないんですかね?」となる(苦笑)

不思議なことに、

必死に家族のために取り組んでいると

瀕死のところに

「依頼」があり

首の皮一枚で生き延びる。

仕事が順調になり、

少し煩悩が増えてくると

また依頼がなくなる(苦笑)

こうして、わたしは、鍛えられ、

小川の家は、より磨かれる。

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • @LINE

私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。