子育ての住まいは何を求めているのか
V・E・フランクル著「それでも人生にイエスという」を読んでいます。
この本を購入したのは、先日のハイコンセプトの中にフランクルの言葉が紹介されていたから。
彼は、「人間の主な関心事とは、喜びを得ることでも、痛みを避けることでもなく、自らの人生に意義を見出すことなのである」と言う。
喜びたいし、痛みは避けたいのだけれど、最も大切で追求すべきは、意義を見出すことではないか、と私は解釈しています。
私の仕事に置き換えると、儲かるかどうか、売れるかどうかも大切だが、それ以上に、自分の仕事に意義を見出しているのか、と。
意義とは、自己満足ではなく、社会性・社会的責任・社会的意義ととらえています。
要するに、世の中のために役に立つのかどうか。貢献できるかどうか。
この視点は、12年前、長崎に戻ってきて父の会社に入社し、
それ以降一貫して考え、行動している基軸でもあります。
つまり、私の子育て優先の家づくり、実現請負人につながる原点ともいえるのです。
上記の本は、フランクリンをアマゾンで検索し、その中から選んだ一冊ですが、素晴らしい出会いだったと思います。「夜と霧」が代表作ですが、次は読んでみたいと思います。
余談:ちょうどこの本を注文した翌日に、長崎新聞の水や空(1面の下・朝日だと天声人語)で彼のことが紹介されていたのです。